プリザーブドフラワーの加工

プリザーブドフラワーの作り方

2018年01月12日 10時17分


プリザーブドフラワーの作り方は、時間がかかったり、手間がかかったり、材料も必要です。

購入することが一般的ですが、自分で生花や特殊液を購入してきて、自分で作ることも可能です。
大規模なプリザーブドフラワーを完成させるのには数ヶ月かかる場合もあるため、
自分で作って誰かにプレゼントをするなどで考えている場合は、数ヶ月前から準備する必要があります。
また、市販のプリザーブドフラワーと同等のクオリティのプリザーブドフラワーを作ろうとした場合、
資格が必要なくらい難しいものがあります。
しかし、自分で作れば、好きな色で着色できますし、愛着も湧きます。
何よりも、楽しむことができるため、興味を持った人は挑戦してみるのも良いかもしれません。
ここでは、自分でプリザーブドフラワーを作る場合の一般的な作り方を紹介します。
 
用意する物
・花
先でも述べた、加工しやすい花を選びましょう。初心者の人には、薔薇が作りやすいでしょう。
花は、完全に咲いていない花を選ぶと良いです。
完全に咲いた花を選ぶと、すぐに枯れてしまったり、作っている最中に花びらが
バラバラになってしまう可能性があるため、6~7分咲きの花を選ぶと作りやすいです。
花が萎れてしまっている場合は、少し水に浸して元気にしてあげましょう。
 
・はさみ
花を切るときに使用します。
 
・ピンセット
花をつまむ際に使用します。
 
・ゴム手袋
薬剤を使用するため、手が荒れないようにします。
 
・フタ付き容器2つ
エタノールが蒸発しないようにフタがあるタイプを選びましょう。
脱色、脱水用の容器と、着色用の容器を用意します。
 
・タオルや新聞紙
液体がこぼれても、テーブルなどの台が変色するのを防ぎます。
 
・消毒用エタノール
生花を脱色、脱水するために使用します。
 
・精製グリセリン
生花のようなみずみずしい質感を出すために使用します。
 
・着色料
万年筆用のインクまたは、プリンター用の補充用インクを準備します。絵具は向いていません。
着色の際に使用します。
 
・乾燥剤
仕上げの乾燥の際に、時間を早めるために使用します。
 
・ケースまたは花瓶などのプリザーブドフラワーを保管する容器
プリザーブドフラワーが完成したら保管しておく容器が必要です。
 
作り方
①水切り(水揚げ)をする
茎を水に浸したまま、花の根元から2~3cm残してはさみで切り口が斜めになるように切り落とします。
そのまま水に浸し、30分以上おいておきます。萎れている場合は、1~2時間程水に漬けておきましょう。
 
②生花を脱色、脱水する
エタノールを使って生花を脱色、脱水させます。
生花を脱色、脱水させることは、プリザーブドフラワーを長持ちさせる効果があります。
生花に含まれるポリフェノールとセルロースという成分が花を枯れさせる原因になるため、
それらを取り除きます。
準備したフタ付きの容器に、生花が完全に漬かるようにエタノールを注ぎます。
容器を軽く振り、花びらの間に残っている空気を取り除きます。
フタをしっかりと閉め、そのまま1日おいておきます。脱色が終わると、花の色が白くなります。
色が濃い花は脱色に時間がかかるため、1日おいても白くなっていない場合は、もう1日くらいおいてみましょう。
脱色、脱水が終わったエタノールは、後ですすぎの工程で使用するため、捨てずにおいておきましょう。
この工程をするときは、テーブルに液体がこぼれないように、新聞紙やタオルを敷いて行いましょう。
 
③着色する
脱色、脱水が完了したら、ピンセットを使ってエタノールから取り出します。
次に、精製グリセリン2:水1の割合で混ぜた液体を作り、もう1つの容器に注ぎます。
この液体に好きな色の着色料を混ぜ、電子レンジで35℃くらいになるまで温めます。
温めることで、花が着色しやすくなります。
温まった液体に、花の茎が溶液に浸かるようにして、日の当らない場所においておきます。
このまま、花が自分で液体を吸ってくれるのを1日程度待ちます。
 
④余分な液体を洗う
花がしっかり染まったのを確認したら、脱色、脱水した液体に浸し、軽く振ります。
この時、漬けこんでしまうと、着色した色が脱色されてしまうため、手早く行うことがポイントです。
 
⑤乾燥させる
次に、乾燥させます。
ケースや花瓶に乾燥剤を入れ、そこに染まった花を一緒に置き、2日くらい乾燥するのを待ちます。
この時、エアコンの風に当てたり、ドライヤーで乾かすと花びらにヒビが入ってしまうため、
じっくり自然乾燥するようにしましょう。
 
以上の工程でプリザーブドフラワーを作ることができます。
しかし、花が大きすぎたり、エタノールを入れた容器のフタをしっかり閉めていなかったりすると、
着色が上手くいかず、色にムラができてしまったり、短期間で変色やひび割れを起こしたりすることがあります。
最初は上手くいかなくても、何度も練習すると、だんだん上手になっていきます。